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ゼロ・グラビティ 感想 [アメリカ映画]

映画「ゼロ・グラビティ」(原題: GRAVITY)(3D)を観た感想です。

前評判が高かったので、期待して観に行きました。
そして、評判通りのすごい映画でした。

ファーストシーンの「これ、どうやって撮ったの?」と
不思議で仕方ない圧倒的な映像にまず驚かされます。
オープニングの音の使い方も秀逸です。

美しい地球をバックに宇宙船外で作業する宇宙船員たち。
始めはのんびりジョークを交えながら作業をしているところに予想外のアクシデントが起きます。

それ以降、いくつもの難関を乗り越え、地球に戻れたのは・・・
それは観てのお楽しみですね!

映像はもちろんのこと、音響及び音楽の使い方も巧みです。

クライマックスで突然無音になるシーンがあるのですが、
その演出が絶妙でした。
無音の間、ものすごい圧迫感があって、
映画に音が戻った瞬間にそれが解放されるんです。

地球に突入後の音楽の使い方もユニークな使い方をしていて、
面白い効果を出していました。

映像はどのシーンも美しかったのですが、
特に印象深かったのは、サンドラ・ブロックが絶望の涙を流して、
無重力のためにその涙が宇宙船の中を浮遊するシーンでした。

ストーリーは、どんでん返しが用意されたその後に再どんでん返しがあり、
う~ん、そういうことかあ、と良い意味で観客は騙されます。

その2回のどんでん返しの展開を気に入らない人もいるでしょうが、
個人的には、とても良い展開だったと思っています。

出演俳優は、スクリーンに登場するのは、
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけ。
オスカー俳優2人が共演した映画ですが、その2人でなくてもこの映画は成功したと思います。
お2人のファンの方、ごめんなさい。

この映画は絶対に映画館で観るべきです。
どうせなら3Dで観ましょう。
観ている自分も宇宙遊泳しているような体験が出来ますよ。

自分はもう1回映画館で観たいのですが。
次はあえて2Dで観て、3Dで観た印象と比較したいと思っています。

1時間31分という短い上映時間のせいもありますが、どこにもスキのない傑作だと思います。

リアルな宇宙ものの映画が好きな方は、絶対「ゼロ・グラビティ」を観るべきです。

関連リンク サンドラ・ブロック ジョージ・クルーニー

尚、この作品に関して、クエンティン・タランティーノ、
スティーヴン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロンが絶賛しているようです。





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